MEMON

たぶんに嘘が含まれています
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ライト返せ
クリスマスだー!

ってことで、学費を納入してきた。みずほ銀行に入り、私はふかふかに椅子に座って順番を待っていた。

そのとき、ちらりと見ちゃったんだけど、カウンターのとこにいたおばさんがかつて見たこともない量の現金を受け取っていた。なんだろ、どう表現したらいいか迷うんだけど、厚さで言うと辞書くらいあった。いや、もっとかもしれない。少なくとも週刊少年ジャンプくらいの厚さ。下手したら月刊ジャンプくらいあった。

おそらく、500万円以上の現金である。

おばさんはそのお金を封筒に入れ、無防備にも、口にジッパーのついてない、安っぽいエコバッグみたいな鞄にそれをしまい込み、銀行を出て行った。いったいなぜあんな大量の現金を持って行ったのかはまるで謎である。とんでもなく親戚の子どもが多いから、御年玉のため? にしても、あれほどの現ナマをSPなしで持ち運ぶとは、ものすごい度胸である。もし私が悪人なら、尾行してバッグごとかっさらっていたかもしれないのに‥‥‥。

こういう情景を目の当たりにすると、私の中のボニーとクライドがめざめそうになる。

「ほら、あのカネを奪うのよ」
「そうだ、これは千載一遇のチャンスだぜ? キャッチ・ザ・マネー・アンド・ラン!」

しかし、ボニーとクライドがどんだけ私をそそのかそうとしても、私はそこまで金に困っていない。

「おまえら最終的に蜂の巣にされてたやんけ」

と言ってやれるだけの強さと良心は残っている。確かにおれはルパンシリーズとか『キャッチミーイフユーキャン』とか『バンディット』とか『オーシャンズ11』とか『私が愛したギャングスター』とか『おいしい生活』とか、その他諸々の泥棒系映画を見てそういうのに憧れつつ育ったけれども、実際に窃盗に走ってしまうなんてことはないのである。むしろ、銀行から出てチャリに戻ってみたら無印で買ったライトが盗まれてて、憤りを感じるほどだぜ。

憤りを、感じるぜ。
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